発症当時 〜これが劇症1型糖尿病の劇症っぷりだ!〜

2009年10月末に1型糖尿病を発病しました。

09/10/23(金)
なんとなく胃が痛い。*1 けれど気にせず当時夢中だったアルゼンチンタンゴ教室で踊りまくる。
いつもならそれ程喉が渇かないのに、我慢できずにミロンガ*2用に準備された水をがぶ飲みする。準備していた先生に謝る。
帰りの電車で、いつもより疲労を感じるがレッスンのせいかな?と思う。
当時炭水化物抜きダイエットをしていて、ジュースや甘味を全然摂ってなかったのに何故か甘いものが食べたくなる。生理前だからかな?と食す。

09/10/24(土)
胃痛を覚えながらも買い物、体力を消耗する。
確か発熱、38℃近く出る。寝たきり。一時的に胃痛は治まる。

09/10/25(日)
寝たきり。夕方には熱が下がる。胃痛再び。

09/10/26(月)
念の為有給をとって寝たきりアゲイン。

09/10/27(火)
復活したぜ! ヘイヘイ! ……と思ったけど、15時頃に力尽きて早退。
ペットボトルで水分を取りまくる。会社にいる間に2Lぐらい飲む。

09/10/28(水)
体力が回復しないのでスイチさんと共に駅前の病院へ。
風邪と自己申告したこともあり胃薬を処方されたのみ。
スイチさんとマックで軽く時間を潰してから出社。マックでもお茶をガブ飲み。
定時まで仕事して帰るも、帰りに電車で力尽きて帰り道の踏み切り横の石段に座って一休み。
とにかく物凄い疲労感。

09/10/29(木)
夜更かしなスイチさんが寝入った頃、起床(4:00くらい)。
まだ胃が痛いので、とりあえずご飯を食べてから胃薬を飲もうとヨーグルトを食す。
薬を飲むけど痛みが治まらず、むしろ猛烈に胃が痛くなりのたうちまわる。
どの体勢で寝てみても痛くてゴロゴロ。気持ち悪くてトイレで吐くけど吐けない。
どうにも我慢出来ないので救急車を召喚してもらう。(乗るのは人生で2度目*3



救急車が来るが胃痛が治まらなくて、ちょっとホッとする。(※病院に行くと痛みが治まったりしない?)
寝巻き+サンダル+はんてんという素敵なファッションだったけど気にしない!
スイチさんにはひたすら「飲みもの欲しい!」と言ってた。
ちょうど夜勤の交代になる時間帯だったようで、あちこちの病院から断られる。
車内でうめきながら水をゴクゴク飲みながら搬送先が決まるのを待つ。
10分ぐらいしてやっと行き先が決まって車が動き始める。



救急センターへ連れて行かれ、いろいろ聞かれるも口の中が乾いてしゃべれない。
この時はただ気持ち悪くて喉がカラカラに渇いて仕方なかった。
確か血を抜かれ、手の甲にある親指の付け根あたりに針を刺されて点滴スタート。
しばらくしてから猛烈な吐き気が襲い、手近なゴミ箱に吐く。
胸の気持ち悪いものを全部吐き出したらスッキリ。
やべえ、またしょうもない理由で救急車を使っちゃった……と後ろめたくなる。
そこからやたら元気になって、これでおうちに帰れるし会社にも間に合うぜヒャッホー!と。

が、深刻フェイスな医師がやってきて
 「あなたは1型糖尿病で、ケトアシドーシスを起こしてます。
  これからすぐに入院しなければなりません」と。
え?wwwwって顔をしながら、入院って何日ぐらいですか?と問うたところ、
 「最低でも2週間です」と。
え、え、えーーーーーー!? ……と思っているうちに、また体調が悪くなってくる。
とにかく喉がカラッカラ。飲んでも飲んでも全然うるおわない。
入院先の病室が決まり、血液検査に連れて行かれることになる。
が、車イスなので首の据わってない赤ちゃんのように頭をぐにゃぐにゃさせてフラフラな私。
血液検査では、ほぼ机につっぷす状態で血を抜かれる始末。
車イスを押している看護婦さんも「こんな状態なのにストレッチャーじゃないなんて先生酷いよ〜」と。
ベッドについてから記憶がぷつんと途切れる。



気付くと点滴が3つもついた恐怖・点滴人間になっていた。
1つには機械がついてるし。*4 そしてひたすらぐったり。

09/10/30(金)
絶飲絶食だったので、これからおもゆから始まるのか……と遠い目になっていると、
昼ご飯からあっさりと食事復活。しかもおもゆじゃなくて普通のご飯。

09/10/31(土)
以前盲腸で入院した時の経験をいかし、スイチさんにありとあらゆる暇つぶしグッズと
お金を準備してもらう。
ラブプラス」と「ときめきメモリアル〜ガールズサイド」と悩んで後者を選ぶ。
理事長と担任と後輩を落とす。

とりあえず10月迄。11月分は後ほど。

*1:実は胃ではなくて膵臓が痛かったみたいです。

*2:アルゼンチンタンゴのダンスパーティーのこと

*3:1回目は盲腸でした

*4:多分インスリンの点滴だと今なら思う